1.蚊

 

きぬ擦れに紛れて

羽音を隠そう

襟元から見える

首筋を目指して

 

見つかれば最後

叩かれたら死後の国

首筋に残る

朱とかゆみ

 

嫌われ、疎まれ

誰にも愛されない

ならせめて、あなただけ

わかる証を残して

別れを告げよう

「あなたしか聞こえない声で」

 

ブラドに憧れ

杭を打ち込むの

そこから滴る

汗と鉄の味

 

知ったなら最後

味わえば天国行きさ

首筋から出る

朱の香り

 

嫌われ、疎まれ

殺気を向けられようと

10日ほどの命なら

せめて生きた証が欲しい

あなただけ伝われば

それで良い

 

水の中いた時から

渇きは癒えない

 

嫌われ、疎まれ

誰にも愛されない

ならせめてあなただけ

わかる証を残して

別れを告げよう

「あなたしか聞こえない声で」

 

 

 

2.只

 

逃げ水の先の景色

終わる事のない蝉の声

いつか来る風を待って

今日は何処へ出かけよう

 

刺す暑さ、忘れる

通り雨、ただひたすら待って

太陽は、ただ公平に

光を、放ち続ける

 

入道雲はいつの間に

積み重なり大きくなる

風が吹けば通り雨

残るのはただ暑さだけ

 

夕立の切れ目を探して

蛙の声を頼りにして

いつか来る風を待って

誰も知らない景色見つけよう

 

遠雷鳴る、音の先

通り雨、ひたすら走って

濡れた肩も、気にせずに

何故だか、ただ笑えた

 

入道雲はいつの間に

積み重なり大きくなる

風が吹けば通り雨

残るのはただ暑さだけ

風が吹けばいつの間に

あぁ夏が其処に

 

 

 

3.幸いを振る

 

 

繭で取り繕ってきたものは

いつかは削れてみえてくる

幸せぶったって そう長くは

続かないことから逃げている

 

目に見えるものにお金かけても

満たされることはないってこと

あなたはきっと気づいてるはず

 

何度も繰り返し、繰り返し

何が楽しいかみつけている

何度も繰り返し、繰り返し

何が幸せか探している

 

必死でぶつかりあってきたものは

以外と傷になることなんてない

泣きじゃくってぬかるんだ沼から

目にみえない道しるべ辿ってゆく

 

あてもなく果てもないこと気づいてるはず

 

何度も繰り返し、繰り返し

何が幸せかをみつけている

何度も繰り返し、繰り返し

何が愛なのかを探している

 

何度も繰り返し、繰り返し

何が幸せかをみつけている

何度も繰り返し、繰り返し

何が愛なのかを探している

 

何度も繰り返し、繰り返し

幸せが何かを感じている

何度も繰り返し、繰り返し

愛が何かもずっと感じている

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